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【3つの特徴】…そのⅢ:熱性能や使い勝手を重視した本格仕様

キットでありながら高性能であること

■ 見えにくい熱性能を重視

複数測定ポイントを設置して温度測定をしている所当初作成した石窯で温度を複数点同時測定し何度もデータをとり、石窯の熱の分布や、どんな具合にどんな所から熱が逃げていくのか、などを研究・観察しました。(写真右)

この実験からいろいろなことが分かりました。

結果を是非活かしたいと考えSW100LD石窯キットでは高断熱、高効率、理想的な窯内温度が実現できるように研究を重ねて設計しました。

■ 効率的な燃焼のための燃焼支援装置

燃焼支援装置燃焼加熱をより効率的にできないか?
という課題に対して、独自に燃焼支援装置を考えました。いわゆる火吹き棒と同じ効果をねらったものです。 この装置は特に木炭を熱源として使用する場合や、着火時や再加熱で勢いをつけたいときなどに特に効果を発揮します。 
燃焼支援装置の使い方→ 石窯をうまく焚こう

        燃焼支援装置部品

■ リアルタイムに石窯内部温度を把握できる高温温度計

高温温度計保温しておきたいときに、扉を開けたことにより冷たい空気が入り込み、かなり熱が逃げてしまうことがあります。このため扉を閉めた状態でもリアルタイムに窯内部の温度を把握できる必要があると考えました。 (熱性能3)  

そこでSW100LDでは、1,000度まで測定できるK熱電対のデジタル高温温度計を石窯に組込むことでこれを実現しました。


高温温度計部品


また、様々な調理をすることを考えると、この温度計でうまく調理出来た時の目安が得られます。これは石窯をうまく使いこなすためのポイントでもあると考えます。

■ 本当の温まりぐあいが分かる蓄熱温度計

火を焚けば石窯内部の温度、つまり石窯内部の空気は熱くなります。そのため窯内部温度計は点火後,順調に燃焼すれば比較的早い時点で高温を示します。しかし、石窯の本当の能力はいかに石窯自体に蓄熱されたか、で発揮されます。蓄熱された所から放射熱(遠赤外線)を多く出すからです。このため本当に蓄熱されたかどうかの目安を知るために新たに蓄熱温度計を設置しました。なお温度計の部品自体は窯内部温度計と同じものです。


■ 窯口の上がすすで真っ黒にならない

旧石は窯口上が真っ黒になってしまった以前作った石窯は使うと窯口から煙が漏れてしまい、窯口上がすすで真っ黒になってしまいました。(写真右:当初の石窯)
 
SW100LDではできる限り窯口から、煙が出にくいように排煙経路を設計してあります。

※ただし、完全に窯口から煙が出ないわけではありません。燃焼のさせ方は給気・排気のバランスや気流の流れを調整することでうまくできます。それは、扉を置く位置によってコントロールできます。
→石窯をうまく焚こう

■いろいろな料理を楽しむために、鍋も入る窯口形状


鍋やダッチオーブンも入る窯口デザイン一般的にピザ窯は窯口がとても低くデザインされていますが、SW100LD石窯キットではピザだけではなくいろいろな物が調理できるように窯口の形を配慮しました。

たとえば、鍋やダッチオーブンも入れることができるような窯口の形にデザインをしました。
※高さは24cm以下の鍋が対象です。
※当然ながら取手がプラスチック製の物などは使用できません。