さる8月10日上田・小県地域の小中学校技術家庭科教職員の夏季研修会が、エッらい山奥のわが家…ササキウッドワークで開催されました。
内容は石窯でのピザ焼き研修と木工です。
実はこの春から息子の木工大会出場の関係でお世話になった上小技術家庭科連盟前会長の倉澤校長先生からお話があり、本日の開催に至ったわけです。
しかし『本当にこんな山奥でよいのですか?』とか、いろいろ自信のないお話しをしていましたが、とうとう当日が来てしまいました。(^▽^;)
9:30集合です。
この山奥の一軒家に次々と車がやってきました!
敷地いっぱいに車があふれそうです。
総勢27人集まるとのこと。
こんなの初めてです。
私たちもこれだけの人数のピザ焼きを同時に行うのは初めての体験です。
開会式をはじめいよいよ開始です!
挨拶のあとすぐ、家庭科の女性陣は石窯でピザ焼き準備に…
技術科の男性陣は工房で木工に取りかかりました。
ところで、私一人で両方を見るのは不可能に近いので、強力なママ友二人の応援スタッフが手伝いに来てくれることになりなりました!数日前の予行練習にも来てくれました。
当日、二人の応援スタッフ、大活躍です!
おそろいのエプロンと帽子も素敵 !(^^)!
石窯にまずは友達が持ってきてくれたトウモロコシを皮付きのまま投入。
その間にピタパンの準備!
ピタパンは簡単だしとても面白い。
風船のようになるのです。
その時の動画です。↓
一方、男性陣の技術課は四方転びの台を簡単に作る講習です。
写真のような台を作ります。
四方転びは両方向台形の形をしているので安定していて踏み台にしても倒れる心配がありません。
一応テキストも作りましたが…
理屈より実際やってみることが一番!(;’∀’)
石窯の方からくるおいしそうな香りが気になりつつも木工作業に集中。
と、そこへ『トウモロコシが焼けましたー!』
みんなの意識は一気にトウモロコシへ!
しばしトウモロコシの試食タイムへ……やっぱ気になりますよねぇ~(^^!
『甘い!うまい!!』男性陣は大喜びでした!
気を取り直して再び木工!
だんだん台からはみ出し…地面での作業に…(;’∀’)
ま…いっか!(^^;)
この四方転びの台はスライド丸鋸の角度を2方向に傾けて同時に切るのがポイント。
4本の脚は一気に同じ物を4つカットすればOK!という即席重視の工作です。
完成まで20分もあれば作れます。
終盤の組立作業風景です。
組立のビス止めにややてこずりましたが、全員無事完了!
こちら再び石窯の女性陣の様子です。
長い台にずら~っと並んでの作業です。
ピタパン作りに先立ってタンドリーチキンを焼きました。鉄板がすごいことに…。
膨れたピタパンはまさに風船状態で中は空洞になっています。
半分に切ればとてもいい具合にポケットが出来ていて、そこに具材を入れて召し上がります。
タンドリーチキンをポケットに入れますが、レタスやカイワレ、サルサソースまたはマヨネーズなどお好みでアレンジ。
ちょうど正午ごろ木工も完了し男性陣も石窯班に合流!
先ほど作った四方転びの台がちょうどよい椅子になりました。
さて、こちらにやってきた技術科の先生方も石窯焼きには興味津々。
数名の技術の先生が挑戦しました。
ほとんどの先生は初めてなのに難なくコツをつかむのには驚きました。
結構最初は難しいはずなのに…。
みなピザの挿入、回転、リフトして上火での焼きも一発でこなしてしまいました。
さすが技術科の先生です!!
この技術・家庭科夏季研修会……迎える前は『うまくいくだろうか?』と気をもみましたが、実際やってみるととても楽しくて。大勢でこういうのをやるのはこちらとしても本当に良い経験になりました。
あっという間に時間は終盤に近付き、みんなで片づけてもらったあと閉会式を迎えました。最後の挨拶で、若い先生達から、感想をいただきました。
木工をした技術科男性の先生からは
『使ったこともない道具があって、こういう機会はとても貴重な体験で勉強になりました。』
家庭科女性の先生からは
『材料を前にして大勢の人と料理をする楽しさを感じました。』
『ピタパンが膨らむのを見て大人もこれだけ驚く体験ができるのだ、ということがわかり良かったです。』
など、とてもうれしい感想をいただきました。(^^)
私自身も最後に
『このように多くの人を相手に指導するのは初めてで、貴重な体験をさせていただきました。本当にありがとうございました。』
と感謝の意を述べさせていただきました。
来てくれたママ友応援スタッフ二人も完了後
『楽しかった。またやりたい!ドンドンこういうイベントを充実させたいね!』
と話してくれました。
イベントを開催するということはそれなりに大変なことでしたが、大変さ以上に楽しさ、充実感、達成感を味わうことが出来ました。
そして、協力してくれる人のありがたさを感じることができました。
倉澤校長先生をはじめ、この研修を担当してくださった山岸先生、加藤先生、そして皆さま
本当にありがとうございました!