>> ドーム型であること>>台から屋根まですべてをDIYで作れるキット>> 熱性能や使い勝手を重視した本格仕様
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【3つの特徴】…そのⅡ:台から屋根まですべてをDIYで作れるキット

“手厚くキット化されていること”を目指した意味

■ 性能を込めるために、炉台から屋根までをキットに!

窯本体だけでなく台から屋根までをキット化し、性能を閉じ込めます石窯キットには研究で得た性能をできる限り反映させたいという考えがありました。石窯の性能は窯本体だけではなく、窯の周りを囲う断熱外周部分や炉台の部分も含めて発揮されます。そして、実際の工事では、荷重を支える炉台や、外回りの断熱工事、また雨から石窯を守る屋根工事がとても難しい部分でもあり大切な部分でもあります。  
ここまでをきちんとトータルに手厚くキット化し、DIYで作れるようにすることに意味があると考えました。
 
このことから、SW100LDでは、炉台、ドーム窯本体、断熱外周壁・屋根までを部分ごとにキット化し、基礎以外はすべてDIYで組み立てることもできるようになっています。
※その他、必要により外装装飾、調理道具をオプションで用意してあります。
  →各部キットの構成と価格

■ 屋外設置対策も万全! 雨に濡らさないことの重要性

濡れていると熱エネルギーは気化熱に奪われてしまう石窯がもし雨などで濡れるような状態で設置されていたら、石窯本体の寿命に影響するばかりでなく、石窯本来の性能も発揮できなくなります。
窯本体がもし濡れていたら、石窯で加熱した熱は水分を水蒸気に変えるための気化熱に奪われてしまい、温度がなかなか上がりません。気化熱とは水が水蒸気になるときに必要とするエネルギーです。熱い夏に道路へ打ち水をして温度を下げるのもこの原理を利用したものです。
このことから、石窯の窯本体は濡らさないようにしなければなりません。屋外に石窯を設置する場合は雨対策は必須となります。そういう意味では屋外設置の石窯にとって、屋根は熱性能に直接影響する部分ということになります。


屋外設置の石窯には屋根が必要石窯を屋外に設置して、 後からこの重要性に気付き(あるいは知らずに気付かないままの人もいるかもしれません)後付けの屋根を設置する場合、二度手間となり、費用的にも倍の負担がかかります。
このことから、キット自体に屋根が組み込まれているということは屋外設置の石窯としては価格的にも性能的にも大変大きなメリットがあり合理的であると言えます。
石窯キットSW100LDは屋根がキットに組み込まれていることが大きな特徴でありメリットであることに加えて、屋根があることによるデザイン性にも配慮しました。

SW100LD

■ どんな条件でも設置しやすいように

組み立て式なので狭い入口からでも搬入して設置することができるもうひとつ、キット化していることの目的には、設置場所や搬入経路の問題で、無駄なコストをかけないようにしたい、ということがありました。  
たとえば、一体化されたピザ窯では設置するために入口のドアや壁を壊して搬入するケースもあるようです。
また、傾斜地の屋外やウッドデッキなどにも組み込みたいという場合もあるでしょう。
このようなケースでも組み立て式のこの石窯キットなら設置しやすいと考えました。 また、総重量約1250㎏と軽量であることもSW100LDの特徴でもあります。


■ 部分的に利用してオリジナルのアレンジも可能

石窯キットSW100LDは①台、②ドーム窯本体、③外周壁・断熱材・屋根、④オプション(装飾・調理道具など)、と分けてあります。
なぜかというと

「①の台だけは自分で準備するから要らない」とか、
「②のドーム窯本体だけを使って自分で断熱材を塗り固め、タイルを貼ってオリジナルに仕上げて作る」または、
「屋内設置をするので③の外周壁と屋根は必要ない」など、

それぞれの都合に合わせてオリジナルの石窯を作ることも可能です。
写真は左から①、②、③、④

台窯本体外周壁外装の石