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■S邸車庫兼用ウッドデッキの事例

【S邸車庫兼用ウッドデッキ】
S邸の車庫兼屋根上がベランダの外観このウッドデッキはそもそも車庫を作りたいということが始まりでした。その際、「屋根の上を有効利用できないか?」というお施主様のご要望に応じ、波型の板金屋根(折半)の代わりに鉄筋コンクリートの建物の床に使うデッキプレートという強度の強い鉄板を利用して屋根を作りました。

さらにその上に根太工事・床工事・手摺工事を加えて行き、広いウッドデッキができました。


構造を組立てているところ

S邸構造、屋根代わりのデッキプレートが載ったところ車2台分が横に入るようにと、6mほど梁を飛ばす必要がありました。さらに車庫の上にウッドデッキを作るために丈夫なデッキプレートを屋根代わりとして使いました。そうなると梁の成(梁の高さ方向の幅)も大きく取る必要があり、それを支える柱も当然太く丈夫な物を使わなくてはなりません。
今回、柱には5寸角(15センチ角)の米ヒバを使いました。

柱を太くしなけらばならないもう一つの理由は、全体の揺れを防止するための方杖という斜めの筋交いの役目を果たす構造材をつける必要があり、柱にはその部分で折れないような強度が必要でもあるからです。


柱と基礎を結ぶ特注金物柱から伝わってくるそのすべての荷重を受け止め、基礎にしっかり伝えるためには丈夫な金物が必要でした。 その条件を満たしてくれる金物はなかなか見つからず、特注することになりました。
錆びずに長く使えるようにと亜鉛メッキもしてもらいました。(写真右)

 

広大なデッキこうして車庫の上には6m×7m(約13坪弱)の広大なウッドデッキができました。デッキには屋根が無いため材料は耐久性のある米杉(ウェスタンレッドシダー)と米ヒバ(イエローシダー)の2種類を使っています。


【参考工事費用】
約¥1,600,000  
※工事費用はさまざまな条件によって変わります。
S邸車庫外観