【N邸リフォーム前の玄関ポーチ】
N邸の当初の玄関入口です。15年ほどたちかなり痛みが激しくなりリフォームすることになりました。
リフォームのもうひとつの大きな理由は、車いすでの出入りが必要となったためでもあります。この階段の出入口ではかなり大変で、危険でもありました。
そこで今回は車いすでの出入りができるように、ということと、屋根を付けるということの二つがリフォームのテーマとなりました。
【車いすで入れるようにしたリフォーム後の玄関ポーチ】
そこで、正面から入る階段の入り口と、横から迂回して入れるスロープの入り口を設けました。
スロープは雨に濡れる部分は傾斜を付けたコンクリートとし、それに続けて同じ傾斜を持つウッドデッキのスロープを作りました。
傾斜の角度は1/12(1m進むと12㎝上がる勾配)です。
その他に車いすを回転させるスペース、外用の車いすを置いておくスペースなどを配慮してあります。
このような一連の行動を考えると、屋根は木の保護のため以外にも必ず付ける必要がありました。