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京都 カナマロン の石窯

カナマロン外観カナマロンさんはもともと奥さまが中心にカフェを営業されていましたが、SW石窯キット購入をきっかけにピッツエリア・カフェとして、2014年1月10日より再スタートを切りました。


製作途中の写真石窯は本体ドーム、溶岩炉床、断熱床板をキットから利用したものの、土台、炉台、断熱、外周壁、煙突工事のほとんどはオーナーであるご主人自身の手とアイデアにより製作されています。

カナマロンの石窯喫茶店本体の建築もご夫婦で手づくりしてしまうくらいですから、石窯も当然と言えば当然。ただ、あらゆるものをかなり研究し尽くして本質を見極めながらの手づくりです、心臓部であるドーム本体についてはすでに研究を重ねてきたSWキットを信頼して決定していただけたようです。

この石窯の特徴は断熱にロックウールを使用していることです。四角い箱の中にすべてロックウールが充填されているとのこと、断熱性はかなりよいはずです。


カナマロンさんのピッツァはかなり個性的で、はっきり言ってここでしか味わえない、極上の一品です。私も2014年の春、カナマロンさんが新しくスタートを切ってから始めて、カナマロンピッツァを味わいにうかがわせていただきました。

カナマロンのピッツァ正直、今までに食べたピッツァの中では最高の味わいを感じました。生地の弾力性は他とは比較にならないほど個性的で、焼かれた時の焦げも細心の焼き加減。決して焦げの味ではなく程よく焼かれた焦げの香ばしさが見事にうまみとして活かされた焼き方をされていました。
もともと、御主人はこのピッツエリアを開店する直前までピッツァ生地の研究をするのが会社時代の専門のお仕事、というだけあって生地へのこだわりは半端ではありません。でも、そのこだわりは食べてみて、本物でした。

いわゆるナポリピッツァという範疇にこだわることなく、その枠に縛られることなく本当に美味しいと思われる日本人のためのピッツァを追及しているのだなぁ、ということがよくわかりました。

カナマロンの石窯焼きピッツァ石窯の使い方も一般的に言われている温度とは少し違った温度帯を好んで使い、焼いていました。また、厚めのコルニチョーネを特徴としたカナマロンピッツァならではの独自の火加減と焼き時間がありました。
薪の使用料はごくわずか、1日8本~10本くらいとのこと、薪は少なめに使うせいか、窯内はすごく綺麗で炉床も広々としていました。温度帯はナポリピッツァで焼かれる温度よりもやや低め、しかしながら石窯を3次元的、いや4次元的に非常にうまく使い、よく焼けています。

野菜のピッツァ石窯をピッツァ焼きだけでなく、トッピングの具に使う野菜の下ごしらえから、夜の冷めた頃を見計らってのパン焼き、お菓子焼きにもフル活用されているようです。
それでも翌日の営業開始前の窯内温度は約190℃、炉床温度でも180℃とのこと。この石窯は保温性・蓄熱性ともに、かなり良く仕上がっているようです。

『日々、どうしたら美味しくできるか? 研究しながら焼いています。これから、石窯料理の可能性も、もっと広げていきたいと考えています。』と、お話されていました。

カナマロンさん達の石窯の使い方はピッツァだけでなく、あらゆる料理に使っています。
石窯料理ほんとにすごいです。↓

『京都京田辺市 カモと一緒に石窯のある ログハウス暮らし カナマロン』
http://datusarafuufucafe.com/recipe-2/


なお、石窯作りについても詳しく自身のブログで紹介してくれております。是非ご覧になって下さい。

カナマロンのブログ『京都 カナマロンのやさしい田舎暮らし』 
http://kanamaron.com/ishigama2-1560

石窯でピッツァを焼いている動画(youtube)↓
カナマロンピザ焼きの動画(youtube)
ピッツァに限らずあらゆる石窯料理の可能性を追求して、奥さんのセンスと旦那さんの実行力で、日々新しいカナマロンワールドを生みだしているお二人が魅力的です。
運が良ければですが…カナマロンに行くと、かわいい『鉄道くん』にも会えるかもしれませんよ…(^^♪  是非!!



カナマロンへのアクセス地図 ■カナマロンへのアクセス


京都府京田辺市三山木口駒ヶ谷13-1
電話:080-3786-7315
駐車場5台分 あり
JR・近鉄 三山木駅から徒歩15分
同志社大学京田辺キャンパスから徒歩15分