ドームの組立が完了し、慣らし焚きも毎日しつつ、煙が漏れるところが無いかなど確認しました。
大丈夫だったので、次にアルミ箔でドームを覆います。
このアルミ箔は厚み30μ(ミクロン)でキッチン用のものよりだいぶ厚く、幅も1mある特注品です。
アルミ箔を施す理由は2つあります。
ひとつは万が一ドームの接続部に隙間が生じても断熱材のパーライトが、窯の中に漏れないようにするため。
もうひとつは、熱の反射効果を利用するためです。
光沢のあるものが光を反射するのは感覚的に理解できますが、熱も反射するようです。
いよいよ、外周壁を組み立てます。
写真は外周壁の部品です。
これも、地元産のパーライトが原料です。
軽量で断熱性があり、適度な強度もあります。
この外周壁をコーキングで接着して行きます。
まず右の手前角から開始!
外周壁の下地構造、完成です。
つなぎ目はコーキングでふさいであります。
前面カウンターの御影石も仮に置いてみました。
この時点で、だいぶ大きさや形などが見えてきましたが、まだ表面がコンクリート状態で、味気ありません。
このあとは石貼り、屋根工事へと後日進んでいきます。